2011年02月24日
今週の特集記事!:2011年TGS説明会で提唱された新しい試みとは…
今日の特集記事は、「2011年TGS説明会で提唱された新しい試みとは…」です。
去る2月21日、ホテルニューオータニ鳳凰の間で、TGS(東京ゲームショウ)2011の説明会が行われました。CESAの会長でありスクウェア・エニックス代表の和田洋一氏、日経BP社のプロデューサーなどから今年のTGSについて指針発表や概要説明、TGS2010の結果などについて言及がありました。
もうニュースサイトなどを見てご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、TGS2011のテーマは「心が躍れば、それはGAMEです」。
ゲームというものはハードウェアやコンシューマーに縛られることなく、色々な形に姿を変えていっています。 それであれば、色々なものをこれからも取り入れて、ゲームというものを面白くしていこう。既成概念をとっぱらおう。それがTGS2011のテーマとなりました。
とはいえ、じゃあパチンコも入れよう!とか、テーブルゲームも入れよう!とはなりません。それじゃあ、今回「心が躍るからGAMEだよ」と改めて言われ、取り入れられたのは何でしょう。
・・・御察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、そうです。ソーシャルゲームやモバイルゲームです。
TGS2011は“モバイル&ソーシャルゲームコーナー”、“ゲームPC&ネットワークゲームコーナー”、“ゲームデバイスコーナー”、“クラウド/データセンターパビリオン”などが新しく設置されることとなり、ソーシャルゲームやモバイル、オンラインゲームにも門戸を開放する形になりました。ソーシャルゲーム会社専用に、ブースが出せるコーナーができたということです(微妙にコンシューマーゲームブースより狭い)。ただ、どうしてもコンシューマーゲームと内容が似通っており、ソーシャルゲームならではの「オンラインの友達」を増やせたりするようなコーナーは無いようなので、まだソーシャルゲームの参入についてはぎこちないような印象も受けました。
他は、来場者をもっと増やすために、海外(とくにアジア圏)に向けてのアピールが多くなっているようでした。
アジアゲームビジネスカンファレンス、サミット、アジアゲーム企業トップ同士の話し合いなどを設け、 TGSフォーラムでの通訳も増やすとのこと。2日目の夜にはインターナショナルパーティーが行われたり、アジア圏内の格闘ゲームコンテスト、 ゲーム開発者コンテストなどなど、かなり力を入れています。他に特徴的だったのは、当日目当ての企業と商談がその場でできるように、 web上でアポイントが決まるアポイントシステムが公開されているので、打ち合わせも簡単にできるようです。
開催は2011年9月15日(木)~9月18日(日)幕張メッセにて。
多分ビ・ハイアの人間も遊びに行くことでしょう。
そしていつか、TGSもGDCも超えた、世界を一つにするようなゲーム業界イベントを開催するんだ・・・・・・!!!!!
そんな気持ちを胸に、TGS説明会を後にしたビ・ハイアスタッフなのでした。
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コメント一覧
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I procrastinate a lot and never seem to get nearly anything done.